酒とタバコと猫の日々

え、ただの日記ですよ。

疲れた時に観たくなる癒しのネコ番組

恋愛にも仕事にもパーフェクトなヒロインが活躍する、月9のドラマはこちらの肩身が狭くなる。
流行りのお笑い芸人が勢揃いするバラエティーは、あの大騒ぎのノリについていけない。
お涙ちょうだいのドキュメンタリーっていう気分でもないし...

もう少し頭の中を空っぽにできるようなものがないかとリモコンをカチャカチャ回していたところ、可愛らしい仔猫の姿が。NHKBSプレミアムで不定期に放送されている、「岩合光昭の世界ネコ歩き」とは?

出演・撮影は岩合光昭さん、「動物写真家」なんていう職業が存在するんだ。
日本国内の観光スポットや歴史的な名称はもちろん、何もない住宅街や路地裏にまでカメラを持って飼い猫・野良猫を追いかけている。見た目はかなりの年配だけどフットワークがよくて実に軽やか、そしてとにかく好奇心が旺盛みたい。
海外にまで飛び出して、現地の人とその土地の言語で会話をしているし。このコミュニケーション能力の高さは見習いたい。

まだ見ぬ風景との出会いを大事にしているという岩合さん、バックに映し出されている山や海もキレイね。ナレーションも静かだし時おり聞こえてくるのはミャーミャー、ニャンニャンといった鳴き声だけ。
たぶん今のプロデューサーだかディレクターだかは、視聴者に対して過剰に喜怒哀楽を押し付け過ぎているんだと思う。分かりやすい起承転結もこれといった感動もない、こんな時間があってもいいんじゃないですか。

猫と中年で思い出したのは伊武雅刀さん主演の「ねこばん」、テレビ版の放映は2010年10月で劇場版の公開は2011年1月だっけ。事件の起こらない日常に焦点を当てたストーリー、人と動物との寄り添うような関係にも共通するものがある。

近いうちにどこかのチャンネルで再放送してくれないかな。

インスタの報告投稿、見飽きたわ

10年前に自分が想像していた27歳は、大好きな彼と結婚して、数年がたちそろそろ一人目が生まれるかな~家は戸建て?分譲マンションどっちがいいかな~好きな人と過ごせるなら場所なんてどこでもいいかな~なんて想像していた。
そんな理想とはかけ離れ、今じゃ結婚とは無縁の職場で、独身を極めた実家住み。どこで間違えたのかな~とたまに考える。

20歳で短大を卒業し、社会人になったけれど恋愛できる環境もなく、なんとなく生きてきた。今考えれば貴重だった20代前半をもっと有効活用していたら、違った未来が見えたのかなと思う。

合コンや街コン、いまじゃマッチングアプリなんてあるのに行動しておけば、こんな未来にはならなかったのかな。そんな気持ちが月に1回は来たりする。
独身の27歳はみんな一度でも思うのではないか?そんな時期にインスタで繋がっている友人の投稿が目に入る…。

「報告」なんて始まりの文章で、出会いの馴れ初めなんて書かれた投稿で…。お決まりの婚姻届と指輪の写真が目に入る。虚しい気持ちと悔しい気持ちでおかしくなりそう。
自分はあの子に負けたんだな~と。「結婚だけが幸せじゃない」なんて既婚者は言ったりするけれど、こちらからしたら、「説得力ねえんだよ!って話。

「今は独身の人も増えているし!いいな~自由な時間がたくさんあって!!」

なんて言われるけれど、自分で選択した結婚を、こちらが喉から手が出るほど欲しい「結婚」の文字を「独身いいな~」なんて文字で片づけられると、本当に腹が立ってきたりする。

まあこの後の人生、どうなるかなんてわからないし、好きに生きたいな~と思うけれど憧れていた結婚はいつかできるように、今からでも動こうかな…と思う日々であった。

猫と過ごす、オフの日

今日はオフの日だ。仕事は楽しくないが、やっていくのに窮屈ではない。しかし溺愛している愛猫とタバコと酒と過ごすスローな一日は私にとって愛おしいものだった。
いつもより遅めに布団からでる。でると言っても起きてから20分も布団の中でスマートフォンをいじっていたが。さっそく私のにゃんこが、やってくる。

「おはよう」
「…おはよう」

軽く挨拶を交わす。

この子を抱きながらテーブルに向かいテレビの電源をつける。
忘れてはいけないのは目覚めの一服。…………スー、深く深呼吸をした。実家の庭に植えた新緑の映えがいつもより穏やかに、朗らかに、そしてなにより平和だ。
私はいつもこのオフの日であるこの朝を大切にしている。兄が久しぶりに朝食を作っていた。

「今日は目玉焼きだけど、お前も食べる?」
「うん。食べる。」

オフの日じゃなきゃこんな優しい時間は味わえないよな。
自室に戻り、朝からハイボールをまずは一杯、テーブルにおいたグラスに注ぐ。今、観ている番組がつまらないのでチャンネルを変える。「よしよし」すり寄ってきた可愛いにゃんこの頭を撫でる。私にとってこの子は我が子であり、ライフパートナーである。

「うーん。今日はどうしようか…。」
「家で新作のホラーでも観るか。」

私は今日の日は大好きなホラーを観ることに決めた。
「今日は洋画かぁ…」なんか猫も登場するらしい。私より有望な兄もいる。猫もいる。この先の不安などなにもないじゃないか。

「おーい、今日の出前、なににする?」

と部屋の入口から、兄の声が聞こえてくる。

「サラダでいいよ。」
「良いのか?ちゃんと食わねぇとダメだぞ。」

結局、今日のお昼は兄弟と韓国ビビンバ丼を食べた。何気ない会話も交わした。
さぁ、ハイボールを飲みながら映画をもう一作、猫を膝に抱いて観るか。

実家暮らしの何気ない幸福な休日であった。

相性抜群 ブラックニッカ&ME

私の今の暮らしには、ブラックニッカが欠かせない。
もし何か問題が起きてこの世から無くなったら、どうなる?
まずはパニック、そして暫くは鬱や引きこもりになってしまうかも知れない。
それほどブラックニッカを愛してやまない私である。
ブラックニッカに夢中な女子って聞いて、世間の男性がいい顔するわけ無いとわかっている。
だから独身、仕方ない。
そんな男よりもブラックニッカを選ぶ程のブラックニッカ教徒、いえいえ”ブラックニッカ狂徒”の私であるが、、最近ブラックニッカと自分の脳の良好関係を感じ取ってとっても嬉しい。

その貴重とも言える気づきを得る事ができたのは、先週末に短大時代の女子友C子ちゃんの自宅アパートに遊びにいった時であった。
彼女も現在同様に、酒好きの彼氏ナッシング女子、であるがブラックニッカどころかウイスキー自体全く好まない。
結果彼女の家にはウイスキー瓶のかけらもなく、代わりににずらりとワインボトルが並んでいる状態。
ここだけの話、全て安物。

さて、彼女の家に来たのだから、私も彼女に付き合ってワインを飲んだ。
しかも何杯も。
その時しっかり数えたわけではないけど、安物と入っても結構美味しかったのでグイグイ行ってしまい、日中にも関わらず、二人で2瓶軽く開けてしまったのは確かである。
彼女よりも私のほうが圧倒的に多く飲んだのも確かでる。
呑み口が軽くてジュース感覚に飲んでいったからであるが、ウイスキー慣れしている私の体にはワインは異質物に近かったのか、やがてネガティブモードに。
悲しくて悲しくて涙がいっぱい出てC子ちゃんを心配させてもしまった。

一方いつもの愛しのブラックニッカでは、飲むほどに飲みつぶれるまでにハイテンション、ネガティブの経験これまで一度もない。

ワインが私をネガティブに。
ブラックニッカはポジティブに。

C子ちゃんの家へ遊びに行って、ワインを飲んで本当に良かった。
お陰様で、私とブラックニッカの相性が相当いいのと理解できたのだから。

典型的なA型人間に恋愛は難しい

血液型診断に信憑性はあまり無いと言われるけど、A型の性格を調べてみると結構当たっていることが多いと思う。

実際に時間にルーズな人にはイライラしてしまうことが多いし、物事を計画的にすすめないと気が済まないのもきっとA型の特徴なのかも。
よく「そんなに几帳面で面倒じゃないの?」と聞かれるけど、元々生まれ持った性格はなかなか変えられないし、むしろズボラで無計画な人は心配にならないのか疑問に思うこともある。

たから多分、私のような典型的なA型の女は付き合う人にかなり苦労するだろうなと最近思うんだ。一緒にいてだらしないところが見えてしまったら、最近話題になっているカエル化現象にきっとなるタイプかもしれない。
最初はカエル化現象する人なんて本気の恋をしていないだけだと否定的だったけど、よくよく考えてみると彼氏が優柔不断で決断力がない、部屋の中がいつも汚れっぱなしで整理整頓が全くできない、食べ方が汚くて生活の乱れが見られるような相手なら直ぐに冷めてしまうと思う。

でも、相手も私の面倒な性格に嫌気がさすかもしれないし、もっと大らかでコミュニケーションの得意なO型の女性が良いと思っている場合もある。テレビでは運命の相手は必ず現れるなんて期待を持たせるようなことを言うけど、恋愛って直ぐにできることじゃないから本当に難しい。

いつか心から好きだと思える素敵な人に出会うことはできるのだろうか。理想はあるし好きな芸能人もいる、ルックスだってそこまで悪くないし映画の趣味が合えば会話も弾むと思う。
将来に不安も多いし老後もこれからどうしていくか考えた時にかなり恐怖を感じるけど、いつか側にずっといて私を支えてくれる素敵な男性に巡り合えたらいいなと思うちょっとセンチメンタルな夜でした。

美味しいツマミで酒を飲みたい

今日は飲まないって決めてる日に限って、TVつけるとビールのCMやってるから参るわ。休肝日ってとるの本当に難しくない?酒は飲みすぎはそりゃいけないけどさ、やっぱり百薬の長だよ。心が潤うっていうの。

正直にいえばこう、昔ながらの家庭的な居酒屋でさぁ、店の人自慢のつまみを楽しみながら一杯とやりたいところなんだけど中々ねぇ。お酒の好きな人が居酒屋で、ひたすら飲んでる番組を観るの好きだしそれに憧れるけど、やはり先たつものだよ。

そりゃあ、全く外で飲まないわけでもないけどさ。どうしても家で飲むことが多くなってしまうから仕方ない。おかげで料理の腕はそれなりだといえるのは、有り難いことなのかもしれないけど。

例えばスーパーとかだとおつまみ用の缶詰とか売ってるじゃん。高い奴。あれ、美味しそうでいいなって思うんだけど、缶詰で600円とか嘘だろうって思うから買ったことは無いんだよね。
角煮とか気になるけど。
自分でつくるにしても大変だし。
お店で食べるようなトロトロにはなかなかならないよ。

最近気になってるのは酒盗っていうツマミ。酒の内蔵を使った塩辛らしいんだけど、名前が良くない?酒がどんどん進んでしまうほど美味いから酒盗っていうらしい。何か雅よね、こういうの。塩辛っていう名前より酒盗って言う方が響きがいい。
魚だから猫も好きかもだけど、良くないだろうから食べる時はこっそりと。

自分で作るとなると優秀な食材のひとつが豆腐だと思うわ。豆腐ステーキとか、なめこ豆腐とか。ただそれだけの冷奴でも、湯豆腐でも美味しいんだから優秀だわ。日本人だし豆腐へと好感度がDNAに刻まれてるんだと思う。
同じ大豆食品の醤油との相性も抜群だし、大豆様々だよ。酒盗のっけても上手いんじゃないかな。

お腹減ってきたし、これから一杯、飲むかな。

結婚?そうね、まあそのうちにね

アラサーになって、母が結婚のことをちょっと本気で心配し始めたみたい。
この間もテレビを観ながら母親がそれとなく、
「あなた、彼氏はいないの?」なんて尋ねてきた。
「うん、いないよ」と軽く返事したら、
「そう」とそんなに関心があるわけでもない感じで話は終わったけど、
ナンカ雰囲気、『この娘(こ)、大丈夫かしら?』という、
母親の内心が聞こえたような気がした。

そうなんだよね、この歳になると5年や10年なんてアッという間なんだよね。
男のオの字もない今から彼氏見つけて、
しばらく付き合ってそれから結婚ってなると、もう30だもんね。
分かっちゃいるんだけど、なんか、イマイチその気になれない。

だって、にゃんこ可愛いんだもの。今はにゃんこがいれば十分って感じ。
百歩譲って今彼氏を見つけるなら、猫好きは第一の必須条件。
それからお酒も好きで、子供ができてからでも親に預けて、
時々でいいから二人して飲みに行ってくれる人。
それと女のタバコを認めてくれて、ホラー映画が好きな人だったらナオいいかな。
なんて、そんなに本気で思ってるわけではない。

だって家が居心地良過ぎるんだもの。
尊敬する優秀な兄は可愛がってくれるし、
派遣程度の低収入でも家賃も要らないから贅沢しなければやっていけるし。

そりゃまあ真面目に考えれば、兄もそろそろお嫁さん貰わないといけないし、
いつまでも実家に居座っていられるものじゃない。
でも、あの兄が選ぶお嫁さんなら、
小姑とも上手くやっていける女(ひと)のような気がしちゃう。
兄と違ってお酒が好きで、
下戸な兄のかわりに私と盛り上がっちゃう人だったりして、
ってそんなに都合良くはいかないか。ハハ・・。

まあ何より、にゃんこの存在がやっぱ大きいかな。
もお、ほんとカワユイ~。
もうちょっとは我慢してね、お母さん。今はにゃんこの事しか見えないの。